京都は着物の一大産地です。

西陣や室町には着物や帯にたずさわる多くの職人がいます。そんな中から一流の職人さんにお願いして、あなただけの着物をつくりませんか。

と、いきなり言ってもイメージがなかなかつかないかもしれませんね。そこで、まず手始めに色無地から作ってみませんか。既成の色無地に飽きた方はもちろん。今まであまり着物を作った事ないが、これから着物を着てみたい、そんな方にもうってつけです。

色無地と言ってもさまざま。慶弔両方に便利なフォーマル、パーティーにも着ていける華やかな着物、紬素材のお洒落着など・・・。また、帯でフォーマルから普段まで変化をさせて、さまざまな所に着ていくことができます。

価格も、100.000円からと、手軽に一流の着物が出来上がります。

<色無地ができるまで>

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オリジナルの色無地を作る場合は、まず最初にお客様のご要望をお聞きします。

主にどのような場面でお召しになりたいのか。

結婚式、法事、お茶会、パーティーなどのフォーマルな時、お洒落着(お食事会や展覧会、観劇などのおでかけ)

(2)

まずは生地選びから・・・・!

白生地にはさまざまな種類があります。その中からご希望にびったりの生地を選びます。

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次に地色を決めます。色見本帳から選びますが、小さな見本帳からでは不安な時は、反物(付下げや小紋など)から選んでいただいてもかまいません。

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紋を決めます。(入れない場合は飛ばします)

紋を入れる場合は、大きく分けて二通りの方法があります。一つは家紋を入れる場合、二つ目は、ご自分でお好きな紋やオリジナルデザインを入れる場合。またそれぞれにいろいろなバリエーションがございます。

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さていよいよ実際に染めて行きます。

最初は「墨打ち」生地に墨で印を入れます。これで紋の位置が決まります。

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墨打ちが済むと、「紋糊屋」さんで紋の位置に糊を置いてもらいます。これで紋の所が染まらなくなります。

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いよいよ地色を染めます。見本帳や見本布を見て、ぴったりの色になるように染料を組み合わせて染めます。

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染め上がった反物が色があっているかチェックをして「湯のし」をして、生地の幅や風合いを出します。

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最後に紋を入れて、出来上がります。

ただし、紋を入れる前に一度見ていただく事もあります。

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出来上がりがお気に行っていただけたら仕立てて出来上がります。

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お客様のお手元へ