和菓子のおすすめ

河内屋道風

 

 『蕎麦ぼうろ』『蕎麦饅頭』の名店です。一般には『蕎麦饅頭』といえば、 尾張屋や河道屋さんが有名です、それはそれでおいしいのですが。もし、 私が自分で食べるのなら、このお店が一押しです。特に皮の香ばしさと あんこの甘さが絶妙のバランスが何ともいえません。小さなお店ですが、いつま でも大事にとっておきたい所です。
住所:中京区丸太町通西洞院東入ル
電話:075-231-5577

源水

 

兄弟で作っておられる小さなお店ですが。技術・センスはとっても 良いです。お干菓子や生菓子もおいしいですが、お土産には『常盤木』がお勧め です。甘い寒天で小豆を四角い棒状に固めたお菓子ですが、上品な甘さは皇族 がたもお好みで、お泊りのホテルへ直送した事もあるそうです。
 先日有馬温泉に行ったとき、お茶室でお茶を頂いたのですが、出てきたお菓子が、 この『常盤木』でびっくりしました。ご案内してくださった係りの方が自慢げに『京都の お菓子で・・・』と話されてびっくりしました。
住所:中京区油小路通二条下ル
電話:075-256-0979

松屋常盤

 

知る人ぞ知る、『きんとん』を初めて作り出したお店です。もちろん注文 すれば作ってもらえますが。私の一番のお勧めは『味噌松風』です。『松風』って何? 案外知らない方も多いですが。日本のカステラのようなお菓子です。京都でも 本願寺さんの周辺では作っているお店が多いですが。私はここの松風が京都 一だと思っています。日持ちがしますのでお土産にも最適です。
住所:中京区堺町通丸太町下ル
電話:075-231-2884

嘯月

 

ここの生菓子、特に『きんとん』は並み居る京都の名店をしても及ばないと 思っています。ただし、まず予約がないと手に入りません。秋になると、『栗羊羹』 あります。もちろんこれも予約してください。
住所:北区紫野上柳町6
電話:075-491-2464

ふたばや

 

いわゆる餅菓子屋さんですが、最近では『豆餅』が全国的に有名になりました。 いつ頂いても飽きの来ない味です。豆の塩味とあんこの甘味が、一度食べると 忘れられません。『出町』という、鴨川と高野川の合流部にあり、お天気の日 には、豆餅を手に鴨川の散策がお勧めです。
住所:上京区河原町通今出川上ル
電話:075-231-

粟餅所・澤屋

 

北野天満宮の門前、お参りの後に是非どうぞ、きな粉と餡の二種類のみ。 25日の縁日には行列が出来ます。昔の茶店を思わせるような作りの店内で 召し上がるのも一興かもしれません。寛永15年発行の『毛吹草』にすでに記 されているぐらい古くからあります。お持ち帰りもできますが、必ずその日のうちに お召し上がりください。夏には粟餅入のかき氷もあります。
住所:上京区今出川通御前西入ル
電話:075-461-4517

中村軒

 

言わずと知れた桂の中村軒。餅菓子屋さんですが、おくどさんでクヌギの割り木で炊かれたあんこは風味といい味といい格別です。

5月から始まるかき氷も、季節感あふれる自家製の蜜と絶妙のかき具合の氷は頭が痛くならないのが不思議です。